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8月 21, 2008
» 世界で最も使われているWordPressプラグイントップ10+1

先日も少し触れた、WordCampで毎年恒例の「WordPressの現況(State of the Word)」。今年は最も使われている(有効化されている)プラグインの発表があったようです。バージョン2.3からインストールされているプラグインの種類やバージョンをチェックする機能が加わったことで、こういった統計情報も集められるようになったのはおもしろいですね。

それでは世界で人気のWordPressプラグイン、1位から10位まで。

  1. Akismet
  2. All-in-One SEO Pack
  3. Google XML Sitemaps
  4. NextGEN Gallery
  5. WP-Stats
  6. WP-DB-Backup
  7. WP-Cache
  8. Wordpress Automatic upgrade
  9. WP-Polls
  10. cformsII - contact form

番外編として12位に入っているのがHallo Dolly。有効化している人、多いんですね〜!

さらに、利用プラグイン数の平均は4.96個。ひとつのブログへのインストール最大数は1290個、有効化しているプラグインが一番多いブログでは526個(!!!)が使われているとか。

ランキングを見てみると、1〜3位までは私もよく使っているプラグインが揃ってます。WP-DB-Backupは、ブログによっては一時的にオフにしたりもしていますが愛用しているもののひとつ。WP-Cacheも良いですが、ログインしているユーザーにはキャッシュしたページを表示しないWP Super Cacheが最近はいい感じです。

まさやんさんの「WP2.5に入れるプラグイン10選」トラックバック企画の集計結果と比べてみるのもおもしろいかもしれません。日本のユーザーには人気のSimple Tagsが10位以内に入っていないのはちょっと意外でした。

参考にした記事:

8月 14, 2008
» 「WordPress 2.5 でつくる! 最強のブログサイト」書評

WordPress2.5でつくる!最強のブログサイト7月に発売されたhiromasaさんとtoshiroさんの共著、「WordPress 2.5 でつくる! 最強のブログサイト」。献本いただき、手元に届いてしばらく経ってしまいましたが、期待は裏切られる事なく、かなり楽しんで読んでいます。標準ガイドブック(ちなみに、こちらも9月に改訂版発行予定です〜)はテーマを作ってみたい人向き、ビジネスブログガイドは運営・管理者向き、今回の「最強本」はプラグインを作ってみたい人向き、と言えるかもしれません。

もちろん最強本ではWordPressの基本から応用までが網羅されていますので、それ以外の人にもしっかり役に立つ内容になっています。WordPressのプラグイン開発に関する書籍や日本語の情報はまだまだ少ないですが、これがあればWordPressに触るのが初めての方でもプラグイン作りをスタートする準備ができると思うので、そちらに興味のある方には特にお勧めしたいです。

プラグイン作りはテーマの編集や作成よりも敷居が高いと思う方も多いかもしれませんが、WordPressの場合はプラグインAPIフックが用意されていて、意外なほど簡単に機能を追加できる仕組みになっています。プラグインを公開する場合はセキュリティの事やさまざまな利用者の環境に対応する事などもうちょっと知識が必要になってくるのも事実ですが、まずは自分のサイト用のオリジナルプラグインから始めて、実践を通して学ぶのが一番の方法。プラグインの書き方がわかると、さらに高度なテーマ作りに役に立つテクニックも覚えられるといううれしいおまけもついてきます。

このプラグイン作りの解説を含め、Part 6の「WordPress ブートキャンプ」はとても読み応えがありました。パソコンやネットワークに関する「見えないところでこういうことが起こってるんですよ」という話や、PHPを一からスムーズに学べるようなチュートリアルが詰まっていて面白かったです。テーマを作るにしても、管理者としてWordPressに関わるにしても、知っていると役に立つ「仕組み」のことが分かりやすく説明されています。

WordPressだけではないですが、Web制作用のフレームワークやツールなどは「よく分からないけど簡単に使える」というのが良いところでもあり、悪いところでもあります。この本でよく理解して使うことで、その難点を補えるのではないでしょうか。

パラパラ眺めるだけじゃなくて、隅から隅まで読んで、見ながら実際にコードを書いてみてこそ価値がある本だと思います。「なんとなく分かってるんだけど…」という方の復習用教科書としてもきっと活躍してくれるはずです。

7月 13, 2008
» WordPress 2.5 に入れているおすすめプラグイン10個

かなり遅れ気味ですが、タイトルがタイトルなので2.6が出るまでに書いておこう…ということで、Masayanさんの「プラグイン10選 」企画にトラックバックしてみます。

WordPress2.5でつくる!最強のブログサイト[TB] WP2.5に入れるプラグイン10選 - MMRT daily life
「WordPress2.5でつくる!最強のブログサイト」出版記念企画

もし今、WordPressのプラグインフォルダに10個のプラグインしか追加できないとしたら、最低限何を入れますか? プラグイン名とその理由を簡単に述べてください。(標準装備のAkismetとwp-multibyte-patchは除外します)

見てみると、Akismetとwp-multibyte-patchを除くとこのブログで有効化しているプラグインは9個でした。

ちなみにこのブログでは現在タグ機能を本格的には使ってませんが、他のサイトではSimple Tagsも最近よく使ってます。ちょっとズル?ですが、これも入れて10選ということで。

Masayanさんの記事のトラックバック欄から、おなじみのWordPressユーザーの皆さんの愛用プラグインが覗けます(かなり嬉しい)。皆さんの使っているプラグインを見てると、WordPressの運営で重視しているところがわかりますね。私の場合は管理系と(本文以外の)コンテンツ表示系が半々。表示系はテーマを変えたら多少入れ替わるかもしれませんが、管理系のものは多分ずっと使っていくと思います。

テストもかねてちょこちょこ入れたり外したりしつつ、結局いつも使ってるのは上記の10個程度。サイトによってまた違ってくるので、他の人が使っているからいいとは断言できませんが、人気度の集計があったら見てみたいですね〜。(追記: まさやんさんが集計を始められてます。途中経過へのリンクはこちらの記事から)(追追記: 集計結果が出ています!)

ともかく、最強本の改訂版おめでとうございます!今回は、「使い方の提案と使いこなし部分に比重を置いている内容」とのこと。心待ちにしています。

4月 2, 2008
» 「WordPress向きなアクセス解析ツール」記事の補足

当ブログでかなり人気のある記事として、「WordPress向きなアクセス解析ツール」という2004年に書いたものがあります。情報がかなり古くなってしまっていたので気になっていたのですが、この機会に補足説明を。

このブログで使っているアクセス解析ツール

現在このブログでは、Google Analytics を使っています。日本語&英語をはじめとして多くの言語で管理画面が用意されているし、機能が一通り揃ってその上無料なので、他のサイトを作る時もいろんな場面で役に立ってます。

昔の記事で書いた PPhlogger のようなインストール型はメンテナンスが必要だったり、サーバーログ解析型のものは得られる情報が限られていたり。そういった点から見ても手軽な割に高機能な Google Analytics はかなり便利。もちろんブログサイトに特化したツールではないのでもっと細かいフィードバックの解析や情報収集が必要な場合には向いていませんし、データを Google 側が保有する事に問題があって使えなかった場合も過去にありましたので、この点には注意が必要です。

WordPress.com Stats プラグイン日本語版

ところで WordPress.com Stats がダッシュボードにフックされるようになったのですが、日本語版もあるといいなーと思って作ってみました→ WordPress.com Stats 日本語版

日々の統計情報が管理画面からすぐ見られるし、簡単に設置できるアクセス解析としてはなかなかだと思います。他の解析ツールとの共存も可能とのことで、高機能なツールは管理者用、このプラグインはブロガー用という使い分けもできますね。作者はAndy SkeltonさんとMDAさん。ありがとうございます!

WordPress 用の解析プラグイン+サービス「Woopra」

そういえば先日 Woopra という WordPress 用の解析ツールがお目見えしました。訪問者のプロフィール分析にはなかなか気合いが入ったツールのよう。API もあるので、今後成長していってくれるかな?という期待もあります。現在サイトレビューの申請待ちなので、使えるようになったらまたレポートしますね!

まとめ

他でもちょっと書いたように、クリック数やコメントの数だけでは記事に対する「本当の反応」を簡単に数値化するのは難しくなってきました。「アクセス解析」はあくまでもその名の通りのものでしかなく、ブログに書かれた情報に対するあらゆる反応を的確に表示したり分析してくれるものではないんですよね。なので、WordPress ダッシュボードで見る事ができる被リンク情報なんかも参考になります。

WordPress サイトへの反応を見るにはこれさえあれば問題なし!というパーフェクトなアクセス解析ツールはまだなくて、まだ色々なツールを試している段階ですが、皆さんが使っていて気に入っているものがあったらぜひ教えてください。

3月 27, 2008
» WordPress Japan の閉鎖に伴う情報リンク集

3月26日に、WordPress MEを提供していたWordPress Japanの閉鎖が告知されました。

今後しばらくの間おそらく色々な面で変化があり、暫定的なものになってしまいますが、ひとまず現時点で役に立ちそうな情報のリンク集を掲載しておきます。ユーザーの方の状況把握&今後の情報収集の手助けになればと思います。

ダウンロード
WordPress日本語ローカルサイト
WordPress MEは現在ダウンロードできなくなっていますが、ME 2.0.X のサポートを行う新プロジェクトが立ち上げられています。3/30に ME の旧パッケージのダウンロードが再開されました(3/31修正)。
WordPress日本語版は引き続きダウンロード可能です。この記事投稿時の最新版(テスト版をのぞく)は2.3.3です。2.0.X系の場合日本語パッケージ版はありませんが、英語版および日本語リソースは入手可能です(詳細)。
日本語フォーラム
ME Support Forum
WordPress Japan フォーラム(WPJフォーラム)の後継としては、上記の新プロジェクトのフォーラムがあります。別に、先日立ち上げられたWordPress日本語フォーラムがあります。
WordPress 日本語フォーラム
WordPress 日本語版をお使いの方は、ja.forums.wordpress.org をご利用下さい。
日本語プラグイン
WordPress Plugins/JSeries
WordPress JapanトップページからリンクされていたプラグインサイトWordPress Plugins/JSeriesはWordPress MEとは別個のプロジェクトのため、現在も利用可能です。また、その他の日本語情報としてはtaiさんのわーどぷれすっ!プラグインカテゴリが参考になると思います。
日本語ドキュメンテーション
ps*Wiki
WPJ CodexおよびタグリファレンスのWptags.comは現在アクセスできなくなっています。今後、これらのサイトが担っていた役割を置き換える新しいサイトについてフォーラムにトピックを立てていますのでぜひご覧下さい。また、同トピックでも言及されていますが、ぼのさんの作成されたps*Wikiにたくさんの情報があります。

旧WPJ Codexおよびぼのさんのps*Wikiのデータをもとにした日本語版公式ドキュメンテーションサイトが立ち上げられましたのでご利用ください。

この他ご質問などありましたら、フォーラムやコメント欄でお気軽にどうぞ。

3月 12, 2008
» 知っておくと便利な WordPress プラグイン国際化のコツ

初めての WordPress プラグイン日本語化ガイド」に引き続き今回は、WordPressのプラグイン国際化(日本語化)を何度かやったことがある方向け。知らなくても大丈夫だけど知っておくとさらに便利な情報です。

Poeditの翻訳メモリ機能

Poeditの翻訳メモリ機能を使う(by taiさん)
翻訳メモリを使うとかなり楽できる場合もあります。WordPress本体、WordPress MU、その他メジャーなプラグインの言語ファイルなどをメモリに追加しておくのをおすすめ。

text domain名を自動追加するPHPスクリプト

Automatticの国際化担当Nikolay が先日メーリングリストに投稿した、text domain名を追加する手間を省くためのスクリプト。add-textdomain.php ファイルを保存してプラグインと同じディレクトリに置き、以下のコマンドで実行。

php add-textdomain.php plugin-name.php textdomain-name

表示されたデータをプラグインファイルにコピー&ペーストします。

< ?php _e('message'); ?>

のようだったコードが、以下のように書き換えられているはずです。

< ?php _e('message', 'textdomain-name'); ?>

複数形用&説明追加用の国際化関数

WordPressの国際化関数は __()_e() に加えてあと2つあります。__ngettext()_c() です(どちらも値を返すだけで文字列の出力はしません)。

日本語ではあまり問題ないですが、__ngettext() 関数は名詞の複数形の翻訳を分けられようにしてくれます。他の言語にも訳される可能性を考え、単数・複数で単語が違う場合はこの関数を使っておくと親切です。

__ngettext('%s post available', '%s posts available', $posts_count, 'plugin-name');

例えば Editor というラベルが役割グループの「編集者」を意味するのか、テキスト編集用のツールである「エディタ」を意味するのかの説明を付けたいとき、_c() 関数を使えば | 記号のあとにコメントを追加できます。 | 記号以下に書かれたものは翻訳する前と後の文字列には影響がありません。

_c('Editor | Role' 'plugin-name');
_c('Editor | Text editor' 'plugin-name');

テキストエディターへのスニペット追加

よく使うコードが挿入しやすいよう、私はテキストエディターにコードスニペットを登録してます。たとえばskEditなら、

< ?php _e('[*sel]','plugintextdomain'); ?>

と言うスニペットを登録しておくと、元のテキストを選択して右クリックでこのコードを挿入できます([*sel]< ?php _e('$TM_SELECTED_TEXT','plugintextdomain'); ?>

TextMateではタブキーでスニペットが呼び出しできてさらに便利。最後に plugintextdomain を実際の textdomain 名に一括置換します。似た機能がある他のエディタも多くありますので、試してみてください。

3月 11, 2008
» 初めての WordPress プラグイン日本語化ガイド

WordPressプラグインの日本語化に便利なソフト、Poeditがv1.4にアップグレードされたのを機に、WordPressプラグイン翻訳に関する情報を書いてみます。あちこちで十分詳しく書かれているんですが(とくにMasayanさんのpoEdit 取扱説明書があれば最強!)、私も最初はよく分からなかったので…。はじめてプラグインの翻訳をされる方のガイド的にまとめてみました。Masayanさんのページの詳細説明を見る前にぜひ目を通してみてください。

必要なスキル

  • 英語プラグインの元言語と日本語の読み書き能力
  • PHPの基本的な知識
  • WordPress、WordPressプラグインの基本的な知識

必要なツール

  • Poedit(日本語で使えます。Windows、Mac OS X、Linuxバージョンが揃っています)
  • 日本語化したいプラグインのファイル
  • インストールしたWordPress(ローカルサーバーがあると最適)

日本語化の方法

ステップを大まかにまとめると、以下のようになります。

  1. プラグイン内にtext domain指定を加える
  2. プラグイン内の文字列を、WordPressの国際化関数、 __() と _e() を使って出力するようにする
  3. 翻訳用の .pot ファイルを作成する
  4. 日本語の .po 言語ファイルを作成する
  5. poEditで翻訳、保存する(日本語化用の .mo ファイルが作成される)
  6. プラグインを有効化してテスト

すでに国際化済みのプラグインに日本語版を足すだけの場合、1〜3は不要です。ローカルサーバーがあれば、.mo ファイルを保存するごとにリロードして画面上で確認ができるので便利ですよ。さらに、

  1. プラグインの作者さんに国際化済みのプラグイン+言語ファイルを送ってあげて、今後の開発に組み込んでもらうようお願いする
  2. WordPress Plugins/JSeriesでの配布・告知をする

というところまで完了すれば、他のユーザーさんや翻訳者さんにも非常に便利です。特に7は世界中のWPユーザーさんたちにも喜んでもらえるはず(作者さんが採用してくれればですが)!

その他の日本語ドキュメント

次回は第2弾として、「初めて」の次の段階で知っておくと便利なプラグイン国際化についてのコツを書きますね。

(3/12追記)「知っておくと便利な WordPress プラグイン国際化のコツ」公開しました。