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10月 20, 2008
» JJUG Cross Community Conference 2008 Fall レポート2

これの続き。

DOMパフォーマンスチューニング入門

講師: amachang

JavaScript は遅い遅いといわれているけど
ベンチマーク取ってみると Rerl とか Ruby 並みの速度
遅いのは DOM に 関する処理

DOM 関連の処理を分解してみると、

  1. コンポーネントとの通信
  2. DOMノードの追加
  3. スタイルの再計算
  4. レイアウトの再計算

となる。

1 コンポーネントとの通信
XPConnect や COM との通信
IE が特に遅い
無駄なプロパティアクセスを減らすと良い
→ 変数に入れるなどして

2 DOMノードの追加
ノードに「変更されたフラグ」が立つ
「parent.appendChild(child)」とすると parent と child にフラグが立つ
(DOM に対する処理をすぐに実行するのではなくて後でまとめてやるためにマークを付けとく、みたいな感じですかね。)

3 スタイルの再計算
スタイルの再計算が行われるタイミングを把握しておく必要がある
スタイルの再計算はどんな時に行われるか

  1. 変更フラグが立っているノードがあるまま JavaScript が終了した時
  2. 変更フラグが立っている状態でスタイルの再計算が必要な処理を行った時
    offsetWidth プロパティの値を取得したり

処理の順番を意識する必要がある
スタイルの再計算が行われるエレメントを意識する必要がある
子ノードとか下にあるエレメントとかもスタイルの再計算が行われる

4 レイアウトの再計算
要素の幅、高さ、位置の計算がここで行われる
激しく重い
→ 親ノードにも影響を及ぼすことがあるので
基本、スタイルの再計算に気をつけていればいい

プロファイラのデモ
各メソッドの実行時間とか、呼び出し回数なんかが簡単に調べられる
(safari 4 にはプロファイラが搭載されるらしい)

質問タイム
Q: 再計算のタイミングを知るには
A: Webkit をデバッガで起動。ログを仕込んだりして調べる。

Q: Webkit のソース解読 Tips
A: Webkit の IDL ファイルを見ると良い

ギークなお姉さんができるまで

講師: べにぢょ (アルカーナ株式会社), purprin (エスカフラーチェLLC)

個人的にはあまり興味がわかない内容でした。
おもしろかったけど。
(というか、人の話を聞くのって基本おもしろい。退屈な話かしない人もいるけど、自分が何を考えているのかということをちゃんと話そうとして話している人の話はだいたい面白い。)
purprin さんの話がもうちょっと聞けたらよかったかも。
Web デザインの話とか。

『JavaからRubyへ』・アンド・ナウ

講師: 角谷 信太郎 (株式会社永和システムマネジメント), 高井 直人, 和田 卓人

Java から Ruby、EJB から Rails という流れの裏にどのような歴史があるのか、というようなお話
以下はスピーカーの方達のブログ記事。

YET ANOTHER GREEN IT

講師: 和田 卓人, 角谷 信太郎 (株式会社永和システムマネジメント)

息が合えばペアプログラミングってすごく楽しそうだなぁと見てて思った。
こういうセッションも楽しいですね。
他人が開発してるところとか普段そんなに注意深く見てないし。

Agileは現場に適用できるのか? ~オンナだらけのパネル・ディスカッション~

講師: 片山 智咲子 (Java Edge), きたむら (日本XPユーザグループ), 柳本芙友子 (要求開発アライアンス)

なにかこう、釈然としないディスカッションでした。
アジャイルという言葉の意味が人によってまちまちだなぁ、とすごく思いました。

java-jaプレゼンツ・第十一回 第2回チキチキ JJUG だよ全員集合 ライトニングトーク大会

おもしろかったです。
え?、西尾さんビーズの話して終わり?みたいな。

10月 17, 2008
» JJUG Cross Community Conference 2008 Fall レポート1

レポートっていうほどのアレでもないけど。

JJUG Cross Community Conference 2008 Fall というイベントに参加してきた。

その感想など。

CloudとAndroid 丸山 不二夫 (早稲田大学)

話題が多方面にわたって、ついていくのがやっと。
結局のところ、何がいいたいのかよくわからなかった。
んー、まあ、クラウドですよクラウド(よくわかってない)。
で、インフラが重要であると。
Google はクラウドを実現するためのインフラを作り上げた。
ネットワークが高速化するとコンピュータのあり方が変わってくる。
分散。
プログラムの組み方も変わってくる。
リレーショナルデータベースは時代遅れに。キー・バリュー型へ。

Android
携帯のオープン化の動きは非常に重要
携帯市場は巨大
デジタルデバイドの終焉
新しい市場の可能性

Hudsonによる継続的インテグレーション - 川口 耕介 (Sun Microsystems, Inc. senior staff engineer)

個人的にはこれが一番ささった。

マシンをフル活用せよ!
人件費に比べたらマシンのコストなんて安い。
自動化!

Hudson
Java 製の CI サーバー
ビルドやテスト等のタスクを自動化

このツールはすごーく便利そう。
UI もよさげだし。
もうちょっととっつきやすい名前だったらいいのになぁ。
あと CI(継続的インテグレーション)という言葉も堅苦しい感じがする。

続きはまた後で。

追記:
書いた

9月 24, 2008
» WordCamp Tokyo 2008にご来場ありがとうございました

忙しくて、自分のサイトではまったくさっぱり告知ができませんでしたが、昨日9月23日(水)、東京渋谷デジハリ渋谷校さんにてWordCamp Tokyo 2008を開催、無事終了致しました!

セッションでは「Sandboxのすゝめ」と題して、WordPressテーマの一つである「Sandbox」のご紹介とカスタマイズの実例をお話させて頂きました。実施までの事務局お手伝いの傍ら、本当にこのテーマでよいのか、みなさんの期待に応えられるのか、悩みながら書いていましたが、たとえたったひとりの人でもいいから何かしら心に残るものがあるようにと思い、作り上げたものです。

分かりやすくお話できたかどうか分かりませんが、幸い多くの方に興味を持って頂けたようでよかったです。Michel Pickさんに聞いたところ、検討中ではあるけれども、テーマの入れ替えが間近!とのことです(Michel thanx a lot!)。いよいよSandboxの時代が来ることになるかもしれません。

ということで、プレゼン資料のPDFを掲載します。LZH圧縮してありますので、解凍の上ごらんください。ライセンスは特段主張しませんが、表示-継承あたりってことでお願いします。

Sandboxのすゝめ - Odyssey - WordCamp Tokyo 2008(PDF/1.7MB)

音声も録音しておきましたので、きちんと取れていれば(笑)いずれこちらか、WordCampサイトにて公開できればと思っています。もう少しお時間をください。

ちなみに裏話ですが、プレゼン資料中の写真にある砂場のお城は、実家近くにある公園で自分で作ったものです。いい歳した大人が砂場で砂いじりしてる様は非常に滑稽だっただろうと思います。

終電ダッシュが必要になるくらい、懇親会の最後の最後(三次会?)までたっぷりおしゃべりしましたが、いろんな方からやる気やヒントがもらえた、と言って頂けました。手前味噌ですが、本当にいいイベントだったと思います。ほんとによくやったと思います。試験に出るくらい重要なところなので二度言いました。

ご来場頂きました皆様、協賛を戴いたpaperboy&co.様、アドビ システムズ様、Mozilla Japan様、デジタルハリウッド様(esp.イケメン氏原さんと美女お二人。嵐のように過ぎ去ってしまってすみません…)本当にどうもありがとうございました。

事務局仲間の皆様、後片付けまでが遠足です。反省会して最後までもうちょっとがんばりましょう!←と自分にプレッシャー。

P.S. 写真もアップしないといけないのでしたorz

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鼻からカフェモカ。

8月 24, 2008
» 百万円と苦虫女

百万円と苦虫女 オリジナル・サウンドトラック

タナダユキ監督、蒼井優主演『百万円と苦虫女』を鑑賞。

短大を卒業後、就職するでもなくフリーター生活の鈴子は自立しようと家を出るが、ある事件をキッカケに実家生活に逆戻り、そのせいで地元にも居辛くなり「百万円を貯めたら家を出る」と宣言し実行。

人と関わることで痛い目に遭い続けていた鈴子は、彼女なりの処世術として「百万円を貯めては居場所を捨てていく」生活を始める。

鈴子は言う「自分探しなんてしたくない、探さなくたってここにいますから」。

彼女が彼女であるがゆえに遭ってしまう不幸から逃れるかのように転々と居場所を変えていっても「ついてくる自分」、自分が変われるかどうかなんてことよりも、どうしようもない十字架を背負ったかのような「苦虫顔」でいるしかない現実。そこから逃げていくばかりの生活。

でも行く先々では痛い目に遭うばかりではない、ちょっと優しくされたり褒められたりもする。戸惑いながらも少しずつ鈴子は成長していく。

映画のラストではキッチリと「今までの自分」にケリをつける鈴子、ほろ苦くもあるけれど清々しかった。

あらすじ

短大を卒業後、フリーターをしている鈴子は、バイト仲間からルームシェアを持ちかけられて実家を出る事にした。しかしひょんな事から事件に巻き込まれ、警察沙汰に。前科者になってしまった鈴子は、「百万円貯まったら出ていきます」と家族に宣言し、バイト掛け持ちで懸命に働く。やがて実家を出た鈴子は、とある海辺の町にたどり着く。海の家で働き始めるが、貯金が百万円貯まると、あっさり次の土地を目指して旅立つのだった…。百万円と苦虫女 - goo 映画

作品データ

タイトル 百万円と苦虫女
監督 タナダユキ
キャスト 蒼井優、森山未來、ピエール瀧、竹財輝之助、齋藤隆成、笹野高史、佐々木すみ江
製作国 日本
製作年 2008
ジャンル ドラマ
備考  

8月 20, 2008
» 崖の上のポニョ

崖の上のポニョ サウンドトラック

スタジオジブリの最新作、『崖の上のポニョ』を鑑賞。前評判は賛否両論、環境がどうとか、倫理的なところがどうとか。

正直どうなのよ・・・と思いながらも、やはり「オール手描き」×宮崎駿をメインの目当てに観てまいりました。

映画開始早々から、現実社会が舞台のようで、でもちょっと違和感のある描写が目白押しで「???」となるも~そこここで書かれているような親子で呼び捨て?とかなんで魚なのに髪生えてるの?とか~、そこにこだわっていてはいかん作品なのだと気づいてからは、「ポニョは妖精」「あの現代日本の港町に見える町は未知の島」等々・・・脳内で矛盾や野暮な大人目線から置き換えることに成功。

それ以降は「ポニョポニョ」と楽しめましたよ。おわり。

・・・というのは冗談で、つづき。(ネタバレあります)

物語は人間の男の子・宗介に一目ぼれした魚の女の子・ポニョが人間になりたがり、まわりがお膳立てして一件落着。これだけ。

しかしながらポニョは魚の子というよりは海の子、形体は魚のようでも母は海の女神だし父は元人間。ポニョが宗介に会いたいがために借りた「魔法の水」はおそらくもともとの大本の「地球の生命の水」なのでしょう、太古の昔、そこから微生物ができ、(すっとばして)魚になり、(さらにすっとばして)やがて人間へと進化してきているわけで、ともすれば人間もみんな「魚の子~」であるともいえる。

ポニョが持ち出した「魔法の水」によって現代と太古が入り乱れて大混乱になり海に沈んだ町は太古の魚が悠々と泳ぎ・・・となると、ポニョが魚から人間に変身ではなく、この混乱の中ものすごい速さで進化(生物学的上)したと考えるなら、それもありかと思えたり。

その「魔法の水」(生命の水)に対して、進化のために海を汚染した人間は悪かといえばそうでもなくて、ポニョが海に捨てられたビンに嵌れば助けるし、大津波に町がのまれても抗うことなく助け合って逞しく生きていこうとしていたり、底意地が悪い人など誰一人出てこなくて。人間も捨てたもんじゃないよ、と思わせてくれたり。

とかなんとか改めて思ってみたりしたのでした。

それでメインのお目当ての「オール手描き」ですが、やはりすごかったです。おそらくこの映画の一番の見せ場であろうポニョが引き起こした津波のシーン、「うねうね、サッパーン」のタイミングが絶妙で、でも手描き感がたっぷりで迫力があるんだけどどこか愛らしいというか、懐かしいというか。「千と千尋の神隠し」にも坊の暴れるシーンや「パプリカ」の夢の行進のシーンも思い出したけれど、やはり全然違う。

また、それ以外のシーンでも、その色彩に、オリジナリティあふれるキャラクターに風景にずいぶん感心させられました。日本アニメの手描き力はすばらしい。

音楽はもはや「座付き作曲家」といってもいい久石譲、良くないわけないじゃない。

難しいこと考えないでも楽しめる、難しいこと考えてもそれなりに考えられる。野暮は言わない・考えなければ、十分楽しめる作品です。

あらすじ

海を臨む崖の一軒家に住む5歳の少年・宗介は、瓶に入り込んで動けなくなっていたさかなの子・ポニョを助けた。一緒に過ごすうちにお互いのことを好きになる2人だが、ポニョの父親・フジモトによってポニョは海へ連れ戻されてしまう。それでも宗介を想い、人間になりたいと願うポニョは、妹たちの力を借りてフジモトの蓄えた魔法の力を盗み出し、再び宗介の元を目指すが……。崖の上のポニョ - goo 映画

作品データ

タイトル 崖の上のポニョ
監督 宮崎駿
キャスト 山口智子、長嶋一茂、天海祐希、奈良柚莉愛、土井洋輝、柊瑠美、矢野顕子、吉行和子、奈良岡朋子
製作国 日本
製作年 2007
ジャンル ファンタジー
備考  

6月 10, 2008
» iPhone2.0周辺動向

アップルのWWDC2008でiPhone2.0が発表され、3G iPhoneの主要新規フランチャイズ先に日本が入ったことで一般紙を含むメディアで一斉に報じられた。 基本的には「今まで手に入らなかったiPhoneがついに日本でも買えるぞ!」という点が評価されていて社会現象的には興味深いが、技術動向の観点からはそこは新しくない。 要するにソフトバンクモバイルから出てくるiPhoneは、ほとんど”iPod Touch+3G回線”であり機能的にはあまり新味はない。 本日時点のインパクトは、以下の2点に要約できるだろう。 グローバル単一供給のスケールメリットによる値下げ 3G回線につながることによるオフラインの解消 1点目は「安い」ということで自明として、2点目のオフライン解消はiPod Touchと比較した決定的な進歩だ。 iPhone OSは徹底的にオンライン環境を前提としているためオフラインだと曲を聴くくらいしかできない。 だからこそ回線抜きは”iPod”だったわけで、この「あともう一歩」感を補ってきたのがjailbreakで利用可能になるユーザーアプリケーション群だった。 認知が進まないjailbreakアプリ群 iPhoneの私生児とも言えるjailbreakだが、iPhone2.0でもアップルによる”認知”は進んでいない。 現実問題としてあまりに便利なためjailbreakアプリケーション群を切り捨てることはできず、一時はアップル公式SDKの登場に異様な期待が集まった。 しかし、いざ発表されてみると90年代的なサードパーティベンダー向けの販促プログラムとセットになっていて、フリーウェア的感覚の開発者は肩透かしを食った形となった(この点についてはjailbreak’erの期待が過大だったと思う)。 今回のWWDCは開発者向けカンファレンスなのだから、iPhone2.0に合わせてもう一歩jailbreakアプリケーションを取り込む発表があっても良いところだったと思うが、けっきょく改善(?)されていない。 この点が個人的にソフトバンクiPhoneに飛びつけないポイントになりそうだ。 ケータイは個人情報のかたまりであるため何らかのセキュリティモデルが確立するまではjailbreak環境(iPhone上のフリーウェア)は公認されない、と僕は読んでいる。 となると「何でもケータイに集約するのではなく、どうせ130gなんだからiPod Touchを別で持つ」という選択肢の方が気楽で良いんじゃないかという気がしてくる。 選択ポイントは、常時オンラインとjailbreakとの互換性(?)のどちらを優先するかにかかっている。 オルタナティブ ここに来てスマートフォン周辺市場の発表が相次いだ。 このタイミングのiPhone発表は業界では公然の秘密だったとしか考えられない。 WILLCOMのD4とWILLCOM 03の発表はいかにも付け焼き刃だったし、今日のイーモバイルのEMONSTER lite発表(ITmedia)に至ってはほとんど負け犬の遠吠えとしか思えない発言まで飛び出している。 そんな中、一番シュアな印象を受けるのがGoogleのAndroid。 先日のGoogle I/Oカンファレンスのサマリー(ITmedia)からも、かなりオープンなプラットフォームにする戦略がうかがえる。 Linuxベースということもあり、先行するjailbreakの動向と合わせてフリーな環境になって欲しいところだ。 この分野はもともとAccess Linux Platform(ALP)で出来ていてしかるべきものだったが、ALPは非常に進捗が遅く竜頭蛇尾に終わりそうだ。 Androidにしても、まず開発者が遊べる実機が出てくることが重要になる。 諸般の流れを総合すると、ARMのホワイトボックスのようなものが2万円以下で入手できるようになれば面白いのではないかと思う。 結論 話がそれたようだが、要するにiPhoneは公式には期待したほどオープンではない。 Windows Mobileについてはあまり書かなかったが、過去数年にわたって体系的な戦略強化がなかったためプラットフォームとして急に魅力的になることは考えられない。 今後の台風の目はAndroid+Linuxであり、結論としてはiPhoneのオープン化の度合いとAndroidの具体化の流れをウォッチしておけばスマートフォンのトレンドを押さえることができると思う。

1月 7, 2008